このところ不登校のお子さんを抱えて、悩んでいるお母様方の声を伺うことが多くなっています。
その声は、年々、増加傾向に・・。
不登校の問題。
そのような悩みの背景にある多くがお子様の問題ではなく、親自身の心の痛みであることがわかります。
お子様が学校に行かれない・・ということ自体が、問題の本質ではないのです。
それは、現実の現れの事象にすぎず、その出来事の奥にある本当の意味とメッセージに気づくとき、状況が好転し始めるケースをたくさん目の当たりにして来ました。
全ての物事が繋がっているのです。
そのような悩みの根本原因の背景のほとんどは、お母さんの生きてこられた人生の中で、子供時代に傷ついた心、満たされなかった心を引きずったまま、今もその痛んだ心を押さえ込んでいることす。
そして、子どもが代わりに代弁して、その心を見せてくれているケースも多くあります。
私はまず、そのような悩みを持つお母さまへ
「お子様の問題ではなく、お母様ご自身の問題として捉えること」
を共通して、お話ししています。
多くの方は、子どもをなんとかしよう・・と頑張っていらっしゃいます。
とても一生懸命に子育てをされていて、本当にお子さまを愛していらっしゃるのに、うまくいかないことが、お母様が(無意識にも)自分を責め続け、時には家族を責める心となります。
そして、お母さんも、お子さんも、家族も、それぞれに苦しまれている悪循環になってしまうのです。
けれども、「子どもが学校に行けない・行かない」ということを、問題だと思っているお母さまの心の中にはちゃんと、解決のための「答え」があります。
親子の関係、家族の関係は、全ては鏡です。
そして、こういった問題の奥では、必ず親子間(母親自身とその親との関係)の心の傷の連鎖が潜んでいるのです。
それから、その問題はご夫婦の関係や子どものご兄弟とも繋がりあっています。
いま、多くのお母様たちが悩んでいることを耳にする機会が増えています。
まずは、お母さんが問題を通して自分自身に向き合い、その出来事の真のメッセージに気づき、お母様ご自身の心の中に安心と幸せを取り戻すこと。
お母さんを選んで産まれてきてくれた、子どもの「いのち(魂)の力」を信頼すること。
MARIAFLORAでは、ホロスコープを通して、お子様の真の姿と可能性を知っていただき、本来の個性を伸ばすことへ、愛と信頼と応援をもって見守ること。
これが、解決のための共通したテーマとなります。
人間を産み育てることは、本当に偉大な仕事だと思うのです。
どのお母さんも、選ばれし母であることを忘れずに、子育てに自信と誇りと喜びをもって欲しいのです。
そして、どうか、一人抱え込み、苦しんで悩んで自分を責めないでいてほしい・・と思っています。
勇気を出して、まずは自分の問題として捉えるところから!
必ず、新しい道が開けるのです。
お母様へオススメの本がいくつもありますが、
昔、大学のゼミで、児童心理を学んでいたのちに出会い、感激して以来ずっと大切にしている一冊を紹介します。
ドロシー・ロー・ノルト著「子どもが育つ魔法の言葉」(いくつかシリーズがあります♪)
来月以降、こうしたテーマごとのお話会やワークショップの機会を、どんどん増やしていきたいと思っています。
もっと、多くの方の声を聞き、親子間のカウンセリングやセラピーを通じて培ってきた様々な視野と知恵をシェアしたいのです。
根本から解決すること。
現実をよりよいものにして幸せや笑顔を取り戻して生きることへ、
お手伝いできることができたらな・・と願っています。