明日3日の午前4:16頃に、月は蟹座で新月を迎え、この日は日蝕となります。
1年のうちに約2回ほど、およそ半年の間隔で起きる日蝕と月蝕は、占星術上では、ここから約半年間~それ以上の時間へ影響を与える特別な新月と満月と捉えます。
私自身は、今年の蟹座や山羊座で起こっている日蝕や月蝕というのは、
今後半年間よりもっと長いスパン(土星が山羊座から水瓶座へと移る2020年末くらいまで)にまたがって影響するテーマを携えたものだと捉えています。
今回の皆既日蝕は南米のあたりで起こるそうで、日本では直接見ることができませんが、今年1月の日蝕・月蝕に続いて
この日蝕の新月も個人や社会にとって、とてもパワフルに働きかけるものとなりそうです。
3日の日蝕を伴う新月は、アセンダント上で起こります。
アセンダントとはホロスコープ上で、東の地平線から太陽が昇るポイントを指し、
「自己・私・人生観(自分の生き方やあり方)・第一印象や容姿・生まれてからの性格や体質・何かをスタートするときの行動パターン・魂の成長の方法」などを表す重要なポイントとなります。
ここで起こる今回の蟹座の新月は、誰にとっても、今ふたたび「自分という人間のあり方」や「本来の生き方」を再確認することを問われるタイミングとなりそうです。
つまり、今の自分は魂の道に沿っているのか?
自然体で自分らしい生き方ができているのか?
本当に生きたい生き方ができているのか?
今の自分にとっての本当の幸せや喜びを誤魔化していないだろうか?諦めていないだろうか?
自己に問いかけ確認をしながら、もう一度ここで自分自身と人生を見つめ直し、今ここから魂が望む方向に軌道修正できるチャンスの時とも言い換えることができます。
この夏至からの流れで、人によっては、ここしばらくの長期的な時間で取り組んできたこと(仕事や誰かとの関係性)に、ここで大きく「リセット」をかけるよう促されている方もいるでしょうし、
ここまでの生き方や場所、関係性など過去の延長上にある古いレールの上を走り続けることを終わらせて、
新しいレールへと乗り換えるようなキッカケや仕切り直しをする出来事がもたらされている方もいらっしゃると思います。
また、今年に入ってからの様々な取り組みや目指して来たもの、つまりここまで生きてきた人生の段階が、
次のフェーズへ向かうための成長を迎える大切な時でもあります。
今年に入ってから、人生の長い時間軸のスパンにおいて「新たな人生」がスタートするような【大きな節目】【人生の転機】というところの
新しいはじまりを迎える準備をしている方、すでに迎えている方も多いと思います。
特に、この夏至までの流れでは、新たな「はじまり」を阻むもの、本来の自分らしい生き方や向かうべき道へ足止めをしてきていた人生の問題の根源や、ずっと超えることのできないでいるネガティブなパターンなど
小手先の解決では手に負えない人生の課題の根っこにあるものが浮上したり、明らかになって来た時間だったと思います。
そして、ここからは、もう、このままでは立ちいかなくなっている状況や、繰り返される負のパターンを終わらせるための人生における大きな課題やチャレンジに、
本腰を入れて着手せざるを得ないようなちょっと「大変」だけれども、大きな解放のチャンス、本来の自分のあるべき姿と生き方へ軌道を修正するチャンスとも言える重要なターニングポイントの時を迎えます。

特に今回は、他者(大切な方)との関わりや関係性を通して、その転機をもたらされる方が多いと思います。
このところの星の配置と流れから、引き続き、男・女のパートナーシップ、仕事上のパートナーシップや家族とのあり方や関係性において光が当たり、
「本当の愛ではないもの=膠着した関係性、しがらみとなってきたもの、互いに囚われてきた負のパターンetc」から自由になっていくためのキッカケがもたらされるタイミングでもあります。
我慢や自己犠牲の上に成り立つ関係性、お互いに本音に正直ではない関係性、自分らしくいられない関係性、
自立したもの同士の支え合いではないもの=共依存関係、常識や社会的道徳観や、しがらみによって膠着した不自然な関係性など、
本来の自然界における人間の姿(本質的な魂のあり方)とはかけ離れている関係性の在り方にメス(宇宙の愛と計らい)が入り、
本来の自分と他者との関係性へ戻そうとする働きがもたらされるようなタイミングです。
いま、人生という大きな枠組みにおいて、本来のあるべき自分の姿や自分らしい生き方へ移行するための流れが加速して起きていると思います。
このタイミングでもたらされている課題や気づきを経て、もう一度自分を見つめ直し、
このタイミングで改めて掴むことのできる「新しい価値観」や「人生の目指すところ」といったものが
ここからの自分自身にとっての「大切な生き方」や「心のあり方」の基盤や指針となって、今後の人生を支えてくれるような・・それ程の大きな変化、変革の時!!という意味で、
「重み」のある課題に取り組まざる得ない方、新しいレールへと乗り換えるための取り組み真っ最中という方が、多くいらっしゃるのではないかと思います。
同時に、今は、その問題や課題に対する新たな視点や解決策への道が開かれていく大切な時でもあります。
徐々に課題がクリアになり視界が開けてきている方も、ここから先に向かって、更なる成長の後押しが起きている今は、
誰にとっても、これから先の人生を大きく変えるような大切な移り変わりの狭間にあります。
そういった意味では、今月(~8月の上旬にかけて)は、心や状況の切り替わりの大きい、インパクトが感じられるようなダイナミックな流れの中で、
どんどん新しい自分に生まれ変わっていくような夏の始まりとなりそうです。

これからは、魂で生きる時代がやってくるのだと思っています。
人間の本来の姿は、自由で可能性に満ちた存在です。
そして、一人一人が、自分の選択次第で、自分の内に秘められている可能性を自由にひらくことができます。
国籍も年齢も生まれ育った環境も、社会的な立場も、今の現実も、お金があるも無いも、何もかもが、あなたの可能性を閉じる理由にはならないのです。
もし制限があるとしたら、それは、制限のように見えているだけです。
諦めや、怖れや、罪悪感などといった、
自分が自由に可能性をひらくことの出来ない心の呪縛こそが、制限の枠でしかありません。
本来の自分で生きるということは、容易くありません。
自己を見つめ、心に正直に従う勇気や罪悪感を乗り越える強さが必要だからです。
本当は、ありのままの自分でいて、愛されている大切な存在なのだと、自分を肯定できる心の強さがなければ、本当の自分を真っ直ぐに生きることができません。
それでもたくさんの人が、人生を諦め、愛されるはずなどないと疑い、人にどう思われるのかを怖れ・・・大切な自分の心に嘘をつき・・・心の声に蓋をして生きてしまう。
本当の自分ではない自己であることの苦しみを感じられている人は、魂が諦めていない証拠です。
苦しいからこそ、幸せではない心の状態から抜け出すことができるのです。
苦しいからこそ、心(魂)の声が聞こえるのです。
苦しいからこそ、これまでの「自分」という枠を超えて生きることを促されます。
本来の自分に還ろうとする時は、どれほど自分という存在を大切に愛せているのか、自分の生き方や信念(正直さ)を貫く勇気が何度も何度も試されます。
だから言葉で言うほど、容易いことではないと、私は思っています。
それでも、今の時代は、この人生を生きながらにして、何度も何度もこれが「自分」だと思って来た自己を壊し、
生まれ変わることができる。
自ら、生まれ直すことができる。
自由と可能性を制限することなく、いつでも、幾つになっても、誰でも、新しい人生や可能性をひらいていくことのできる、素晴らしい時代に生きていると思います。
そこに気がついた者から、先ずは自分が本来の心(魂)の声に沿った生き方を体現し、後に続く人々が同じように可能性をひらいて、自由に生きることができるように、その道をつくることができます。
それが命の使いみち(使命)であり、生かされている全ての命の繋がりの営みの姿だと思うのです。
一人一人が自分の人生や存在(いのち)に責任をもち、自分自身を大切にして、幸せに生きて、繋がり、支え合うことが、愛や調和のある社会を創ることになるのだと思います。
社会も個人も、人間の本来のあるべき姿(魂)に目覚めて生きることへ運ばれていると思う、今日この頃です。
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