25日の夕方18:46頃に、月は牡羊座で下弦の月を迎えます。
下弦の月は、成長サイクルの最後の収穫とともに、次の種まきと新しい開花に向けて、新しい生命(いのち)を育む基盤をつくるための土壌を整える準備のときです。
下弦の月はムーンサイクルにおいて、次なるステージへ向けて「浄化」や「断捨離」「別れ」「手放し」の時でもあります。
仕事、人間関係、思考、心、身体、物・・あなたの人生において、本当に「大切」なものだけをたいせつにするために、
心も身体も空間もデトックスや断捨離など、お掃除や整理整頓して新たな展開や新しい出来事を受け入れるためのスペースを空けましょう。
疲れていたら、休息をとって心や身体へ癒しや休息を与えましょう。
下弦の月は、自分の達成したい目標や真の願いにとって、必要のない思い込みや古いやり方は手放すことを促されます。
浄化と変化することへの後押しが起きている方は、焦らずに、ゆっくりと心や身体を整えて、ここから伸びやかに咲くための準備をしましょう。
夏至のターニングポイントを過ぎて、ここから月は新月へと向かいます。
春からここまでの間に、それぞれの中に模索し続けてきた様々なことの終着点を迎え、自分が本当に望むことへ向かうための決断を下したり、
ずっと取り組んできたことの結果が出てひとつの段階が卒業を迎える、人生の一つの章が終わり=はじまる・・など大きな節目を迎えている方、
ここにきて、何らか自分にとって大切な「こたえ」や「結論」や「成果」に導かれてきたという方も多くいらっしゃるでしょう。
目に見える状況が変わらずとも、超えなければならない課題が明らかになったり、心の中の重荷がなくなったり、
ここから目指す方向が明確になって新たな境地に至ったり、少しずつ自分の中で答えが見つかり、スッキリした感覚に切り替わってきている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
或いは、いまこの下弦の月の調整期間を経て、ちょうどその「こたえ」や「結論」「成果」が(良くも悪くも)現れてくるようなタイミングです。
それによって、一旦、仕切り直したり、大きくリセットすることを促されることもあるかもしれませんが、全ては最善へと向かっていくことを信頼していましょう。
いま、まだ混沌とした迷いの中にいらっしゃる方も、古いレールと新しいレール(心の迷いや怖れと勇気や強さ)を行ったり来たりしながら、
いま、ここから先に向かう「取捨選択」をしていくために、自分の心の整理をしていく必要に迫られている方も多いと思います。
とくに、いまの時期は他者(人間関係・パートナーシップ)との関わりの中で、自分自身がどうしたいのか。どうしていきたいのか。
自分の軸となる想いに立つことを、求められている方が多いと思います。
今現在の流れについては、昨日のブログも参考にしてくださいね!
今回の牡羊座の月は、
真っ新な・・産まれたばかりの・・かつて体験したことのない・・
そんな言葉に表現されるような新しい「はじまり」に立つための移行期間です。
これまでとは全く違う新しい自分の「あり方」に立ち、新たなチャレンジや冒険がいよいよスタートする!という方もいらっしゃるでしょう。
まったく新しい道、フィールド、新たな自分がスタートするのですから
不安になったり、先が見えないような感覚にモヤモヤする方もいらっしゃると思いますが、
そういうときは、一度立ち止まって。心と頭をリセットして、想いの原点にたってみましょう。
自分の夢や願い、自分の本音がわからないとき。
「一体どうしたらいいかわからない」「決められない」と迷うことは誰にでもあります。
迷ったり、悩んだり、不安になったりすることが、悪いわけではありません。
そのようなときこそ、本当の自分に出会うチャンスです。
まずは、たった今の迷いや不安に飲み込まれずに、
心静かに自分自身の“原点”に立ち戻ってみると良いのかもしれません。
迷うときこそ「答えは自分の中に必ずある」と自分を信頼して、
自分の心の正直な声に耳を澄ましてみて下さい♪
『そもそも、自分がなぜ、それをしたいと思うのか。』
『どうして、そうなりたい(理想)と思うのか。』
その原点に立ち戻って、自分の中にある想いにある大切なものを深く掘り下げ続けてみると、
そこから出てきた想いを現実に表現したりカタチにするために、今からできることや、どのような心持ちに立つことが大切なのか、など、前進するためのチャレンジが必ず見えてくるでしょう。
自分を信じる勇気や強さ。
諦めないこころを問われるときだと思います。
自己を超えることを、促されている時です。
自分がたった1つでもいいので、何かいままでやれなかったこと、取り組めなかったことを、ほんの少し頑張って取り組んでみる!
或いは、辞めてみる。やり方を変えてみる。
自分の新しい可能性に向かって、一歩行動してみる!!など
これまでとは違った方法を取ることで、突破できることがあるかもしれません。
一番怖いことだったり、苦手意識があるのに拘っていることを超えてゆくことのできるタイミングです。
怖れが強い物事こそが自分を大きく変化させ成長させることを、心の奥底では知っているからこそ、変わりゆくことに怖れを感じるのです。
ひとは、例えそれが苦しく、十分に満足していないことでも
脳は変わらないことを安全、安定と認識するために、変化すること自体に抵抗する習性があると知っておきましょう。

本来、私たちは「自由」です。
それを制限している心(思い込み)が
苦しみや葛藤を生みます。
そこから一歩踏み出して、
思考や心にある
枠や制限を超えること。
勇気を出して立ち上がり、
これが「私」だと思ってきた
昨日までの自分の限界を超えること。
ここで乗り越えるものごとは、
これから、あなたが真に
「自分らしく生きる」ことへ許可を与え
新しい世界(希望・可能性)へと旅立つためのパスポートとなります。